劇場公開日 2023年11月3日

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インファナル・アフェアIII 終極無間のレビュー・感想・評価

全28件中、21~28件目を表示

3.0今日のマッサージの女はサム似!これも因果応報、無間地獄。

2019年2月2日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 今日のマッサージの女はサム似!これも因果応報、無間地獄。シリーズ最終章の今作ではラウが中心に描かれてはいるが、実はバカのキョンもサム似のマッサージ嬢に当たってしまうという因果応報が隠されていた!

 とうとう終わっちゃいましたか。何となく寂しい気持ちです。ラストの衝撃度は強かったものの、前作、前々作のような感動は生まれせんでした。まさしく香港の『ゴッドファーザー』と喩えられるように、3作目は感情を揺さぶられずに終わってしまったのです。しかし、終極無間(意味はよく知りませんが)のごとく、また1作目を見たくなるという気持ちにさせる不思議な作品でした。

 1作目から伏線張りまくり、謎を残しすぎという部分ではある程度納得がいく出来にはなっていましたが、ヨン警視(レオン・ライ)やシェン(チェン・ダオミン)という新たなキャラクターにのめり込めなかったのが原因なのでしょう。それと、ヤン(トニー・レオン)に感情移入しまくった1作目をまだ引きずっていたのだろうと自己分析してみました。

 それでも脚本は上手く出来ていると思います。サム、ウォンそしてキョンという脇役でありながら重要な伏線でファン・サービスし、ラウ(アンディ・ラウ)の精神状態がおかしくなる様子とリー医師との関係。時間軸を自在に操り、複雑ではあるがしっかり一本線になるという構成は見事なものでした。小道具のテープ、監視カメラ、目覚まし時計等々もいい味付けになっていたと思います。台詞が重なって幽霊に憑りつかれたような様子も・・・

 疑問に思ったのは、灰皿で殴れといったサムの心理と、その後の行動。単に潜入捜査官を炙り出すためではないと思ったのですが・・・私もキョン程度の理解力なのかもしれない・・・

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kossy

5.0香港ノワール最高傑作 第3弾

2018年11月3日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

再鑑賞。

絆に泣。
時系列は交差するけど随所に入る張り巡らされた線と点との一致、1と2を観てきたからこそ解る展開。

絶対にこの作品から観てはいけない

ちょっとした仕草や表情が全てを物語る。

ありがとうと言いたい

香港ノワール最高傑作!

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豆

3.5三本中、三番目かな

2018年9月24日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

時間が複雑にいり組んでて、中国マフィア出てきたりでついていくのに必死でした。
劉徳華がけじめをつけてきれいにラストを飾ってくれました。
何度も見たい三部作!

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きょん

4.0悪人の末路

2016年12月24日
iPhoneアプリから投稿

悪人の末路を描いてますな。汚職警官の末路、悲しいものですな

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素子

3.0無間地獄の完成

2016年7月14日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

10年も経つと記憶も曖昧で、3はその後のラウの話だけかと思ってたら、1を結構補ってて、補い過ぎて辻褄が合ってるのか疑問にもなった。
三部作同時に撮ってたと言うから話の破綻はないと思うのだけど、1に出て来なかった重要キャラがIIIではメインなので、え?となってしまう。
だけど、話の流れは男臭くてミステリ要素もあって好きだった。
マフィアの潜入と思わせといて、ヤンとの友情を見せるラストにはサブイボが出た。

あとはラウ。ラウも人間であり、自分がやった事を自分で正しいと騙してたのも限界を越え、苦しむ様がとても良かった。
善人になりない。と言うラストも心の叫びのようで胸が苦しくなった。

2でサムはヤンを信頼出来るわけないと思ってたけど、やはり心から信頼はしてなかったのだなと分かって腑に落ちた。

1と3をまとめて編集し直したらめちゃくちゃ面白いんじゃないかな?と思った。

男の友情に痺れる三部作だった。

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奥嶋ひろまさ

3.0あくまでも1作、2作目の補足として観ましょう。

2013年6月16日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

知的

この作品は、決してこれだけで観ても解る良い作品ではありません。あくまでも前作、前前作の疑問に応え、ストーリーの補完として作られています。まあファンの声に答えたって所かな。なのでこの作品は必ず予習、復習してから観ましょう。個人的には前作より、潜入捜査官にフォーカスをあててあり、楽しめました。少し時系列があっちこっち飛んでしまうのできをつけて下さい。

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としぱぱ

3.0あと出しジャンケン。

2008年8月5日

泣ける

難しい

ついに完結。
パート3においては、1,2で登場しなかった人物が登場。
しかも、その人物たちはやたらと重要な役柄。
なんだか、2のテーマが「因果律」ならば3は大事な人物を後から繰り出す、何ともあと出しジャンケン的なストーリー展開。
これが、何とも言えずバツが悪い。
1から小出しに伏線を張っておけば納得だが、それが無いから、どうも場当たり的な感じがする。
1撮影中に3部作構想になったと聞いて納得。そりゃ、伏線張れないわね。

良い点は、ラウの狂気。そして時間軸。
錯綜する時間軸。決して解りやすいとはいえないが、確信犯的な錯綜ぶりである。随所に挿入されるヤンとリー先生のエピソードは清涼剤でもある。
そして、日に日に狂気じみていくラウ。
あれ?おかしいぞと思ってからは一気呵成にラストに突っ込む。
「善」と「悪」だけでは語ることの出来ない世界がそこにはあった。

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マロピ

3.5お疲れ様でした

2008年7月30日

悲しい

幸せ

インファナルアフェアⅡが予想以上にいいとなると、もちろん三作目を観たい。さらに、どうせなら、トニー・レオンとアンディ・ラウをもう一回観たい。でも、いままでのストーリーの既成事実上それは無理である。

そんなファンの心理に応えるように、監督、脚本、製作を全部一人でやってるアラン・マック監督、かなりがんばりました。でも、出来としては、結局つじつま合わせに集中したストーリーで、一、二作目ほどの出来になりませんでした。

でもファンにとっては、あの二人の姿をもう一回見れたんだから、あまり文句は言えません。感無量でした。(四作目はつくらないでね。)

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あんゆ~る