宇宙戦争のレビュー・感想・評価
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2000年代ベスト5クラスの傑作
父性の欠落した男が、子供との係り通して父性を獲得していく(父性に目覚めていく)話。プラス勇ましく武器を持ち戦いに行くことの虚しさつまり反戦がテーマ。
スピルバーグの変態性と娯楽性がミックスされたスピルバーグ映画ではベストの作品。ストーリーの奇抜さやSFアクション映画を期待すると肩透かしをくらいます。
恐怖の中の家族愛
スピルバーグ組によるH.G.ウェルズ原作の「WAR OF THE WORLDS」の2度目の映像化。オリジナル原作や映画化第1弾の作品を随所に踏襲しつつ、極度の不気味な演出で盛り上げ方が多彩だ。初めて観た際は怖さのあまり動悸が激しくなったのを今でも覚えている。無慈悲な殺戮マシン「トライポッド」の襲撃シーンには全身に鳥肌が立ち、胸が締め付けられる様な思いになる。だが本作はそこに重きを置いておらず、徹底的に家族愛を描いているのがミソ。流石、スピルバーグ監督だろう。家族での逃避行がほとんどのシーンを埋めているが、それでもトライポッドの恐怖は存分に伝わるところが凄いの一言だ。
トム・クルーズ演じる主人公レイ・フェリアーはダメな父親で、子供をほったらかしにしている。よって子供だけでなく妻からも愛想をつかされるような人物だ。トム・クルーズと言えば、スピルバーグとタッグを組んだ前作、「マイノリティ・リポート」の様な闘う男のイメージが強い。これ以外にも「ミッション・インポッシブル」等の作品でそういうイメージが定着しているが、本作のトムは本当に「普通の人」。普通の民間人が異星人の侵略という未曾有の大災害に遭いながらも命からがら子供を連れて逃げ惑うという物だ。ギクシャクした親子関係の中、トライポッドの襲撃により父として子供を命がけで守るように成長していく。ベタといえばベタだが、それをあの「宇宙戦争」で描くことが出来るのはスピルバーグ監督だけではないか。少々終盤の盛り上がりが欠けたままラストに突入するのが不満だが、ヒーロー的な物語になりがちなこの手のSF作品とは趣の違う名作である。
ドキドキ
宇宙人と人間の戦いよりも、人間どうしの戦いを観てる印象。でも強すぎる宇宙人もしっかり観れたので不満足感はない。あとはロビーの扱いがちょっと雑に感じた。ラストがあっけないのは人間メインの映画だからしかたなし。
未知との遭遇(恐怖編)
映画館で観た時は、かなりの衝撃でした。
次々と襲いかかる衝撃映像で、ずっと緊張しっぱなし。
絶望的な状況に、
コレ、なんとかなるんか?
って思って観てたけど、なんとあっけない結末。
まぁ、ラストはあっけなかったけど、それまでの映像の数々は評価に値するものだと思います。
ってゆーか、この作品のテーマは、ダメ親父が子供たちとの絆を結び合うって“親子愛”がメインの作品なのかもね~
主人公と息子の別れの場面は、ちょっとグッときました(^^)b
しかし、スピルバーグは、恐怖を煽る映像を作るのが上手いわ( ºΔº ;)
宇宙戦争は家族の絆を描いている映画
この映画は原作を知らなくてもまぁまぁ楽しめる映画でした。トムクルーズ演じるレイは家族を守る為に
戦います。中盤イライラするシーンがあります。別にあのシーンは要らないと思いました。トムクルーズの父親役は本当の父親をしているような感じでした。
前半の米軍の攻撃シーンには圧倒されて何度も観た思い出があります。またエイリアンが地球のある微生物にやられるのはリアル感があって良かったと思います。ちょっとイライラしたのはロビーの戦いたい気持ちでした米軍がエイリアンに対して攻撃してるシーンでは戦うロビーを止める父親のシーンはちょっとん~って感じました。今でも好きな映画なので是非見てください!!
視聴:2回目 推薦:全員に 感想:トム・クルーズの父親演技はよかっ...
視聴:2回目
推薦:全員に
感想:トム・クルーズの父親演技はよかった。逃げまくるのも個人的には良かった。家の中で隠れまくるのとか。最後の見せ方はもうちょっと工夫できたと思う。あっさり過ぎたから。
おっと⁇
題名の宇宙戦争ときいて、とても期待していました
稲妻が落ちてくるところまでは、ワクワクしていたんですが…
それからはただ逃げて隠れて
どんな宇宙人かと思ったが、まぁ想像通り
悪い意味でね
ただ、人間は殺され追いかけ回され
これは、戦争なのか…
ただ、自分がもしトムクルーズの立場だったらと考えた
大事な娘を命をかけて守るトムクルーズはかっこよかったです
ワクワク感もっとほしい!!!
スピルバーグということで期待したが・・・。
原作を古い時代に映画化したもののリメーク!?最後まで期待に応えてくれることは無かった。強いていうなら、有名な原作であれば、映画を観たことがあるといえることくらいか。
天才たちが王道で勝負してきた!
「宇宙戦争」見ました。
もう最高です、トムクルーズのダメ親父ぶりが。特に序盤の35分くらいまで。キャッチボールでのガキみたいな意地の張り方、ピーナッツアレルギーからのポカーンからの窓にペチャっ。あとはダメ親父とは関係ないけど、根拠も無いのにやたらと「大丈夫だ。ここなら大丈夫だ。」みたいな事連発するんですよ。あ、こいつ子供とか家族の扱い何もわかってない感がハンパ無い。で、彼がそんな情け無い事ばかりなのかを考えると、それはトムクルーズと子供の関係が完璧じゃないから。というのと、自分は父親なんだと思いたい&思わせたいからなんだと感じた。思わせたいというのはよくあるけど、この思いたいという感情がトムクルーズのダメ親父の象徴的な肖像だ。素晴らしい。やっぱりトムクルーズは、スーパースターとしての型にハマっていなくて、いろいろな面を観れるから本当に楽しい映画人。格で全く及ばないジョニーデップなんかはその辺を見習った方がいいよね。
演出も素晴らしいと思います。登場人物に状況を大声で叫ばせるなんてダサいことはせずに語ってる。個人的にグッと来た描写は、車のフロントガラスを素手で割り破る所と、踏切で炎に包まれた列車が猛スピードで通過する場面。ここの二つは、事態がいかに切迫していて絶望的かをスゴく簡潔に描いている。それも主人公の道中において、全く違和感なくブチ込むあたりはさすがのスピルバーグかな。
人間がレーザーみたいなのでボワっと消えて無くなる描写は、個人的には興醒めしました。まず、ボワッと消えてなくなるだけだと残虐感がかなり薄まります。やっぱり少しは血を見せてくれないと、こちらとしては...。中盤以降は苔みたいな血を写すけど、これは何なんだ感が凄まじいです。けどボワっとな描写も、宇宙人は人間を塵の如く扱ってる事のメタファーだと考えれば納得です。
総じて、傑作です。出演者とスタッフの顔触れを見れば分かるけど、真剣に映画を作ってるという意識わヒシヒシと感じました。トムクルーズはやっぱり最高だね。
スタイリッシュ古典メカ。
カッコいいのか悪いのかよくわからないトライポッドの造形が絶妙。なかなか迫力があった。
人類もうダメなんじゃないか…みたいな絶望感も感じられた。
昔から地中にポッド埋めてて、久しぶりに地上に降りたら大気の状態が変わっちゃってたんだろうな〜なんて思ったラスト。
それにしてもスピルバーグさんとこの異星人いつも全裸なのね
スッキリしない
第一にトム・クルーズのダメ親父役があまりハマってなかった。トム・クルーズのイメージとは大きく違っていて違和感が大きかったです。
前半はどーなるのかワクワクしましたが、
途中から飽き飽きしたした。
追われて、逃げての繰り返しで疲れました。
ただ時々ハラハラとさせられる部分もあったのでまだ良かったです。
映像は凄かったです。
視点が一般の家族視点だったので全くイメージのし辛いわけではなかったので臨場感を味わうことができました。
あと、子役の子はとても上手かったです!
本当にその場にいるような演技でした。
ラストも、んー、って感じでなんかスッキリしませんでした。
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