トロイのレビュー・感想・評価
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ブレンたん・グリーソン祭り〜
妻を寝取られてしまう王様、そんなに悪い人ではないと思うがどうしてもかませ臭が。
トロイの木馬とアキレス腱の逸話くらいしか知らないので、
ブラッド・ピットやダイアン・クルーガーの美しい体を鑑賞できるものの、ブレンたん退場後は「早く木馬出てこないかなー」で終わってしまった。考え方や常識が現代とは違うが登場人物の思考や行動が、その違いによるものなのか特別なことなのか判断しづらく、理解しようという気が薄れてしまった。
とても面白い戦争映画でした
とても面白い戦争映画でした。 迫力あるせんとうが最初から最後まで繰り広げられ、 ずっと めが離せませんでした。 登場人物の個性や生き様も見事で、 物語に没頭できました。
ただし、 決定的な勝利に繋がった [トロイの木馬] が、 最後に少し登場するだけだったのは残念でした。
男の美貌
男前代表のブラッドピッドがアキレスの強さ、かっこ良さを存分に示してくれた。比較対象されるパリスの軟弱さ、そしてその中で起こる悲劇。見事にこの映画を成立させた演技だと思います。にしても出てくる女優陣よりもブラピの方が美しかったぞ。
ブラピの一番美しい映画
数ある作品の中で、ブラピが一番美しい映画。好きすぎて、映画館でも2回見たけど、何年経って見ても泣ける。アキレスのいとことヘクトルの闘いあたりから、ヘクトルとアキレスの苦悩がすごく伝わって、涙涙です。
一世を風靡したオーランドブルームがバカっぽいのもいいし、責任感ある兄が、エリックバナらしいーー。
でも、これだけ、みんないい味出してるのに最後にオデッセウスが美味しいところをすべて持っていくという皮肉(笑)
ブラピ演じるアキレスの恋する女が、たいして綺麗ではないのは、物言いをつけたい。美しさで、ブラピにはるかに負けてると思う。
強すぎることの功罪
アキレスにとって、死とはなんだったのか。
彼にとっては、闘い以外は空しいものだったのだと思う。彼の唯一の問題はトロイの王のような諭してくれる人物がいなかったこと。彼が忠誠を誓ったのはあくまで自身に課した信念のみであり、それ以外には指針とすべきものがなかった。ゆえに家族の制止や恋人の制止も聞かなかったのだと思う。強すぎることの問題について考えさせられた作品。
神々のいないトロイ戦争
総合:75点 ( ストーリー:70点|キャスト:80点|演出:75点|ビジュアル:90点|音楽:75点 )
神話に出てくる神の祝福で敵の攻撃を跳ね返す皮膚をもったアキレスが活躍するのかと思ったら、勇敢な普通の人間として冒頭に登場してきてそれを否定した。そんなことを言っておいて、それでも本当は神が出てきたりアキレスが超人的な行動をするのかと思ったら、最後まで普通の人間として行動する。要するに有名なギリシャ神話は、通常の歴史物語として描かれていた。
アキレス・ヘクトル・両国の王等、登場人物は個性があった。個人的にはオデュッセウスが好きなのだが、本作品ではあまり活躍する場面がなくて残念。パリス王子は幼稚て軽薄で自分の持つ原作の印象どおりだが、オーランド・ブルームがやや勿体無い気もする。
個々の登場人物をしっかりと描いた分、全体図はやや明瞭ではなくなった印象はある。大量動員された兵士は迫力があるが、個人戦の描写は良くてもどのように集団戦術を使った戦ったかに対する描写は弱い。せっかくの大金をかけた美術と大勢の兵士をもっとしっかりと活用して描いて欲しい。大傑作『Uボート』のペーターゼン監督だが、古代の陸戦はUボートの海戦とは勝手が違ったか。結末は知ってはいるものの、その過程を手を抜いてほしくない。
ブラピのPV
ブラピの筋肉美を堪能する映画。
戦闘シーンはかなりかっこいい。
ただ内容はある程度史実に基づいたものなのだろうが、あまり魅力はない。
ヘタレ、ナンパ王子の存在がとにかくうざったいだけの作品。
孤高のカリスマ的な役回りを演じる意味ではブラピの良さを際立たせる作品ではあるかなと。
長男夫婦が一番かわいそうだ!
パリスとヘレンが出るたびに、お前らのせいだからな!
長男夫婦が辛そうなシーン、あいつらのせいだからな!
ラストシーン、お前のせいなんだからアキレス腱狙うなよ!と思ってしまう。
きっとパリスは恋に突っ走ってしまっう十代くらいの役だったのでしょう。
確かにかっこいいが…
ブラッドピットは相変わらずかっこいい
何も言うことなし。
でもオーランドブルームが全然物足りなかった。もっと強くてたくましいオーランドブルームを想像してたので残念すぎる。
顔がイケメンなだけにもったいないなーと思ってしまった。
なんか、その後どうなるの????みたいな気持ちが強くなり終わってしまった。
派手なもの想像してたのが悪いが、少し物足りなくて残念だった。
より人間味が増したディレクターズカット版
劇場公開から8年ぶりにBlu-rayで見た。ディレクターズカット版で公開時より33分長く3時間を超えるが長さを感じない。無駄なカットがひとつもないからだ。むしろ、公開時でも長めだった尺の中でさえ描き切れていない部分があったのだと改めて知ることができる。
とくにアキレスとアガメムノンの確執、トロイの王と王子の親子愛、そしてパリスとヘレン、アキレスとプリセウスという二つの愛がカットの追加によりより深く描かれる。
いずれも、本作の核になる部分で、物語が分かりやすくなるだけでなく、作品をより重厚なものにした。
ヘレンを演じたダイアン・クルーガーにいたっては、公開時より遥かに綺麗に見える。これは、パリスとの衝動的な愛と迷いが一層深く描写されたため人間的な魅力が増して見えるようになったからだろう。
もともと、本作はギリシャ神話を題材にしながら、すべての登場人物を神格化したり神の庇護のもとに置いたりせず、人間のドラマとして作り上げている。オリンポスの神々も出てこない。
豪華な配役で、どのキャラクターも人間味に溢れているからこそ、196分を飽きずに何度でも見られるのだ。
ただ、何度見ても両軍がぶつかり合う先頭にだけは立ちたくないと思う。
Blu-rayは、劇場で見たギリシャ軍の無数のガレー船も、潰れることなく細かく再現する。
また、地中海の青、その青に映える藍色がかった濃い青に染められたヘクトルとパリスの衣装もそのまま美しい。
襲われたらやり返す。そんな勇気、犬にもあるわ
映画「トロイ」(ウォルフガング・ペーターゼン監督)から。
体力的に弱い立場の女性が、大男たちに襲われたが、
彼らに立ち向かっていく姿を見て、
主人公のブラッド・ピットが「勇気あるねぇ」と呟く。
それに答えて、彼女が言い返した。
「襲われたらやり返す。そんな勇気、犬にもあるわ」
言葉と発想が、私にウケたのでメモをした。
今、殴られても、またあとが怖いから抵抗しない、
そんな人たちが多いからだろうか、
「殴り返す」ことは「勇気」ある行為と表現された。
(ギリシャ神話が元ネタなので、時代背景が難しいけれど)
そんな勇気ある行為に、男たちが驚いていたら、
「そんなことが『勇気』というのなら、
犬だって『勇気』があるってことになる、
生きていて、襲われたらやり返すは、当然でしょ。」
そんな気持ちが、伝わってきた「一言」である。
偉大な原作に対してはこのくらいの内容が限界か
ニッポンでは内容親しまれていないが、ホメロスの世界最古かつ最高の小説「イリアス」を映画化したのですから悪いはずなし。
ギリシアものですがはトロイア戦争自体は神話ではなく史実でアガメムノンといった人物も一部は実在していたとみられる。
それが人間くさく情念をもって描かれているので興奮します。情念といえばギリシア悲劇の独壇場で、ホメロスをテーマにした古典が多数あってスペクタクルの中に情念が描かれている。
ニッポンではなじみの薄いそんなギリシア悲劇の醍醐味をうまく映像化しているこの映画は◎。原作ほど悲劇的ではないのは×。
俳優女優も美しいが主演女優ダイアン・クルーガーは綺麗ですがヘレネ役に合わないと思う。ヘレネは基本的にアジア人と設定されてるので、アングロサクソン系はミスマッチ。
主役はアキレウス役のブラピで、折角なら追想場面を設定し彼の女装を見たかった!
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