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劇場公開日:

解説

妻の事故死により信仰を失った元牧師グラハムが2人の子供と弟メリルと暮らす農場で、怪現象が発生。とうもろこし畑に一夜にして巨大な図形=ミステリー・サークルが出現したのだ。いったい誰の仕業なのか。監督は「シックス・センス」、「アンブレイカブル」のシャマラン。ミステリー・サークルは「X-ファイル」でもおなじみの実在の怪現象。直径20メートルにも及ぶ巨大な幾何学図形が畑などに出現するもので原因は不明。

2002年製作/107分/アメリカ
原題:Signs
配給:ブエナビスタ
劇場公開日:2002年9月21日

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写真:Album/アフロ

映画レビュー

4.0公開から17年。単なる超常現象映画にとどまらぬ”何か”に気づかされる

2019年1月29日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

興奮

シャマラン監督は初期3部作にて、幼少期からの興味関心や好奇心をそのまま自分の創作世界の産物としてストーリー化する手法を繰り返してきた。とりわけ「ミステリーサークル」のような80年代に多発した超常現象は、ずっと彼の頭を支配してやまなかったもの。大人になった今、自分なりのやり方であれを換骨奪胎して自分の理解の上に乗せるという試みは、まさに彼なりの通過儀礼であり、落とし前のつけ方なのだろう。

本作の撮影は米同時多発テロの翌々日に始まった。そして最初の撮影は主人公の妻との別れ、最期のひと時のシーン。開始直前にはスタッフとキャスト全員でキャンドルを灯して黙祷も行ったという。いかに本作が単なる超常現象映画を超えて、アメリカ人として巨大な苦しみにぶつかった時に生まれた作品かが伺える。主人公が何かを失い、そしてそれを取り戻すというストーリーも、何かこの時代、この時期を象徴するものを感じずにいられない。

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牛津厚信

3.5大根役者が誰かバレてしまう作品。

2024年1月1日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

シナリオが面白い。そして数々の伏線が張り巡らされていて全て無駄になっていない。子役の2人の演技力が素晴らしいのでメル・ギブソンがただの大根役者に見える。(今は面影もないが)子役の時のアビゲール・ブレスリンはこんなに可愛かったのか、という印象。

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Yohi

3.0感想メモ

2023年10月29日
スマートフォンから投稿
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ヒラめ

4.0“驚き”という面では他の作品に比べて少し控えめですが、面白い!

2023年3月13日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

怖い

全ての始まりは突然現れたミステリーサークル。
そこから始まる1つの家族への恐怖の物語。

この映画には至る所にシャマラン監督が仕掛けるサインがあります。
信号、予兆、記憶、不可思議…
その全てが “サイン” となっているパニックスリラー。

様々なミステリーやサスペンスをスリリングに制作するシャマラン監督ですが、今作の超常現象も見事なスリラーです。

一見「なんだこれは?」と思わせるような物も、ジワジワと恐怖となって込み上げてくる感じ。
それでいて心の心境や人間ドラマもあるので、ただの恐怖映画にならないところが本当に凄いと思います。

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びぃあぃじぃ
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