マトリックス リローデッドのレビュー・感想・評価
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ネオのSFラブストーリー
ネオ(キアヌ・リーヴス)は、今作も格闘戦が面白いが、それよりベッドシーンが印象的。
トリニティー(キャリー・アン・モス)の高速道路でのカーアクションは見応えがあるのだが、死に場所ではないことを知っているので(この時点では、彼女は高層ビルの落下時に死ぬだろうと思っているので)安心して見てしまう。
モーフィアス(ローレンス・フィッシュバーン)の高速道路での格闘戦は緊張する。
パーセフォニー(モニカ・ベルッチ)は美しい。これを機にモニカ・ベルッチ出演作品が観たくなったスケベな人は少なからずいるだろう。私もそのひとりだ。
ザイオンは地下都市のようでもあり発展途上国のようにも見える。
ザイオンの描写が見どころのひとつである。
終盤でアーキテクトがネオに語る場面で、女16人男7人を選びザイオンを再建する旨の説明をしていた。
救世主の話も嘘だとか6人目だとか、難しくて知恵熱が出そうになる。
この作品は、ファンタジー作品のふりをして、真実なのかもしれないので思考停止して諦めることだけは避けたい。せめて次の作品を観るまでの間は考えることを休むとしよう。
発砲前、キレる寸前という意味もあるサブタイトル『リローデッド』。
次回作で気持ちよく出し切ってくれるだろうから、今作は我慢大会になるかと思いきや、クライマックスは爆発&飛び出してラブロマンス的な展開になって盛り上がる。
マトリックス世界だけでなくネオはザイオンにおいても、センチネルを倒すスーパーマン。もしかしたら本当の救世主なのだろうか。
エンドロール後に次回予告映像が流れてワクワクする。
面白かったけどところどころ意味不明
前作を大幅に超えたアクションや映像美でとても楽しめました!
高速道路のシーンとかほぼネオ出てこないけど、モーフィアスもトリニティーもすごくかっこくて何回も巻き戻して見ちゃいました✌️
ところどころで預言者やキーメーカーの番人?の人達が何を言ってるのか分からず、ここが難解と言われる所以かと思いました。ひとまず3部作全て見終わってから自分で考えたり解説聞いたりしようかなって思います。
ザイオンの人達じゃなく迷わず愛するトリニティーを助けに行くのは素敵だなとは思いましたが、後からモーフィアスが「全て言われた通りにしたのに……」って話してるときのネオが気まずそうで笑いました😂 いやお前が選択ミスったんやろ!
でも愛や希望は人間にしかない感情らしいので、救世主になったとしてもそれを捨てないでいてほしさもありますね。難しい。
船が爆発した時のモーフィアスの表情が忘れられません。
レボリューションズも楽しみです!
あの興奮を、再装填(リローデッド)
"マトリックス" シリーズ第2作。
Netflixで2回目の鑑賞(吹替)。
様々な映画のオマージュが盛り込まれているのに、ここまでオリジナリティーに溢れた作品になっていることに本当に驚かされます。少々小難しいところはあるものの、1作目を初めて観た時の興奮を思い出させてくれるに充分な面白さでした。
次作へのブリッジも素晴らしく、手堅い前編。人類滅亡が迫るハラハラを持続させて後編へ持っていくのはニクい。
こんなの続きが気になってしまうに決まっているじゃないかと云うわけで、「レボリューションズ」を観なきゃな…
まぁ普通に面白い
良かった点は前回よりアクションがパワーアップしてたことと、前回は前半導入で退屈で後半巻き返しってのに対して今回は前半しょっぱなアクションシーンから入ってところどころに小難しい話が入ってくる感じ。
ただ序盤の大勢のスミスと戦うシーンは上原亜衣の「捕まったら中出し鬼ごっこかよ」って笑ってしまった。
後ラストシーンのまたキス蘇生もいやもう前回見たし、
「これでおあいこね」っていやいやなんかの冗談だろって感じ。笑
後小難しい話パートが半分くらいしか理解できないのが致命的。難しすぎるだろあれ。一回で理解できる人いるの?
ここまで見たから3,4と見ようと思うと思うけど今ところまぁ普通に面白いけど見返すことはない。そんな位置づけ。
期待に反してただのアクション映画になってしまった
監督アンディ・ウォシャウスキー及びラリー・ウォシャウスキーによる2003年製作のアメリカ映画。原題:The Matrix Reloaded、配給:ワーナー・ブラザース映画。
まあ、面白いこと面白いのだが、前作と異なってただのアクション映画になってしまった印象。カーチェイスのところは、迫力もあって良いのだが、高速道路を作ってしまっての映像というと、勿体ない気もしてしまった。映像的にも、前作を踏襲している感じで、目新しくは感じるものは、残念ながらなかった。
製作ジョエル・シルバー、製作総指揮アンディ・ウォシャウスキー 、ラリー・ウォシャウスキー、グラント・ヒル、アンドリュー・メイソン、ブルース・バーマン。
脚本アンディ・ウォシャウスキー、ラリー・ウォシャウスキー、撮影ビル・ポープ、美術オーウェン・パターソン、衣装キム・バレット、編集ザック・ステーンバーグ、音楽ドン・デイビス、視覚効果監修ジョン・ゲイター。
出演は、キアヌ・リーブス、キャリー=アン・モス、ローレンス・フィッシュバーン、モニカ・ベルッチ、ジェイダ・ピンケット=スミス、ヒューゴ・ウィーヴィング。
前作よりアクション多め
マトリックス レザレクションズ鑑賞前に久々に鑑賞。何度観ても難しい。。
内容が1作目と比べると話の内容がより深くなり複雑化し、本作でマトリックスの真実が明らかになる。
預言者も結局はプログラムの内の1つで、救世主はネオで6人目。最後の人間の生き残る場所”ザイオン”も結局はマトリックスを維持するためのサイクルの1つに過ぎない事実の展開には驚いた。
全体的に前作より、よりアクション多めに感じた。特に後半のカーアクションや動きが大きいアクションシーンは相変わらず格好良い。ただ1つ1つの戦いシーンが長めでやや飽きてしまう場面もあった。また序盤のザイオンでのダンスシーンなどこんなに割かなくても良いのでは?と思うようなシーンもしばしば。2作目だからしょうがないのかな…。
システムやプログラムが視覚化された表現は改めて面白いと思った。
それは、複雑化していった
“映像革命”となったサイバーSFアクションの第2作目。
2003年の内に『2』『3』が同時公開。年内にハリウッド大作が続けて同時公開というのも当時としては極めて異例だった。
4年が経ち、技術はさらに進歩。
開幕は前作同様、トリニティーのアクション。vsエージェントのビジュアルは今回もまた目を見張り、と同時に意味深な…ネオにとっては悪夢から始まる。
技術のみならず、ネオが救世主として覚醒したので、アクションはのっけからフルスロットル!
“スーパーマン”してる! “マトリックス”では新たに飛行能力。超高速飛行も。
預言者の用心棒とカンフー・バトル。アナログだが、両者、キレッキレのカンフー・アクションを繰り広げてくれる。(当初、相手オファーはジェット・リーだったとか)
前作超えのアクションその1。前作でネオに倒された筈のエージェント・スミスが、ネオの一部を取り込んで、“スミス”として復活。しかも、相手をコピーし増殖するという能力を伴って! 次から次へと現れるスミス、スミス、スミス! ネオvsスミス軍団は笑撃…!?
前作超えのアクションその2。本作一番の見せ場と言って過言でもない、“キー・メイカー”を巡って繰り広げられる敵の追っ手、“ツインズ”とのハイウェイ大カーチェイス・バトル!
ネオが敵の罠に掛かり、遠い地に。超高速飛行で駆け付けるまで、モーフィアスとトリニティーが奮闘。“ツインズ”は幽体化出来る難敵。車中&車上、カー&バイク、肉弾戦&ガン&剣術…あらゆるアクションを駆使して。
そこにエージェントも乱入。
三つ巴のバトルの行方は…?
ローレンス・フィッシュバーン、キャリー=アン・モス、ヒューゴ・ウィーヴィングらのアクションも大幅に増えた。
しかやはり、作品を背負って立つキアヌ・リーヴス。その端正な存在感、アクションに魅せられる。
前作は“マトリックス”のほんの一角に過ぎなかった。
人類が暮らす最後の都市、“ザイオン”が登場。新たな登場人物たち。
そこに迫る25万もの機械軍“センチネル”。
戦いに備える中、預言者に告げられ、ネオたちは別行動。“キー・メイカー”を探し出し、“マトリックス”の中にある“ソース”に救世主=ネオが入らなければ人類に勝ち目はない…。
簡素化すると何でもなさそうだが、実際見てみると、かなり複雑。元々哲学的でもあり、飛び交う様々なワードが拍車を掛ける。
話的には前作の方がシンプルに面白かった。
“ソース”に辿り着いたネオ。
出会った人物、衝撃の“マトリックス”の真実。
本作はアクションに圧倒されると共に、話自体は謎めく。
意識不明となったネオは…?
ラストシーンでネオと一緒に意識不明の男。何処に出てたっけ?…と、久し振りに見ても思っちゃった。
3部作の中だるみの回。アクションシーンが長い…マトリックス独特のア...
3部作の中だるみの回。アクションシーンが長い…マトリックス独特のアクションの面白さも、ああ長々続けて見せられるとさすがに飽きる。ネオvsマトリックスvsエージェントスミスvs何か幽霊っぽい人達と複雑な構図になったように見えて、やってることは終始殴り合ってるだけでストーリーが進まない…。いやカンフーアクションとか武器使って戦うのとか、ワラワラ湧いてくるエージェントスミスに無双するのとかカッコいいんだけどね?ストーリー的な意味ではエージェントスミスと幽霊は出てくる意味薄くない?
で、救世主というのがそもそもマトリックス側が用意したストーリーでした、からどう展開するのか!?で終わり。シリーズもの特有の中だるみ回だなあ。
アクションを追求
ネオが完璧ナルシストと化した2作目。
初っ端からアクション全開かと思えば直後にスピードダウンしますが、解き放たれた100体のハンターvs無双ネオ、終盤に差し掛かった辺りでのカーチェイス等前作に比べて視覚効果重視の作品でした。
トリニティのヒップラインが良かった。
フリーウェイ戦闘は良かった!!
2作目の印象が薄いので久しぶりに観ました。前半は怠いですが、本作の為に建設したというフリーウェイでの戦闘シーンは見物で、そこだけが見所だと思います。トリニティーには魅力を感じないので、モニカ・ベルッチの存在感は良かったです。オペレーターは特にキャラが良い訳ではないので、彼個人と船に乗りたがっている小僧の描写は要らなかったと思います。彼らよりはナイオビの描写が物足りなかった(当時ナイオビを主人公にしたゲームを作ったせいかも知れません)です。説明台詞は全般的に良く分かりませんが、中盤の預言者との対話は3作目の結末を暗示していました。テンポを良くして、「ラ・ラ・ランド」のように出だしでフリーウェイをやり、3作目のザイオン防衛戦、スミス戦と一本にまとまっていれば名作だったと思います。
好きですが
久しぶりに見たので感想を。
前作が分かりやすいヒーローものだったのに対して、やや小難しいテーマ感を持たせる話になっています。
その為、主人公が強くなって戦いに勝つ、みたいな爽快感は無くなってしまいました。
登場人物のセリフが、かなり持って回ったような言い回しになっていて、一見分かりにくいですが、要は救世主の登場も予定調和の内だったと言うことです。
これはマトリックスを作ったのがコンピュータである事を考えると、納得できます。
人間は自分の選択が未来を作ると考えますが、コンピュータは意識を持たず、あらかじめ与えられた命令に従って、取捨選択するため、その選択自体がそもそも分かりきったことであり、その結果もまた予測の範囲内と考える訳です。
自分の理解を超えた事を見る事は出来ないというセリフが度々登場しますが、意識を持たないコンピュータにとっても、人間の行動は理解を超えていたという事です。
そんな訳で、計算から逸脱した部分を処理するために救世主が作られ、それに対応する事で、コンピュータ的なマトリックスの均衡を保とうとしたのだと思われます。
ネオよりも前に、何度も救世主は登場しており、その度にザイオンが作られ、破壊されて来たという事ですね。
今回の救世主であるネオが、博愛主義よりも個別の愛情を優先するよう意識づけされていた、という事とスミスの登場によって、今までとは違った結末が起こる訳ですが、この辺の遊び心的な味付けがされた理由はちょっと不明ですね。
当時はスミスが何人も登場するビジュアルが話題になりましたが、この辺りは後編のレボリューションズの結末にも深く関係しており、なかなか考えられたシナリオだなとは思います。
ただ、アクションのキレと、重力や加速度の表現がいまいちなので、見ているとちょっと野暮ったい感はあります。
映画の内容としては、これはこれで良いと思うのですが、もうちょっと分かりやすいエンターテイメントなノリで作ったものも見てみたかったなと思います。
We are still here! 映像革命を起こしたマトリックス第2弾
いきなり歳を取った感があるトリニティーから始まるマトリックス第2弾です。話が複雑になり振り落とされる人多数!というか、この作品を1回観ただけで理解できる人っているのでしょうか?アニメ、ゲームとメディアミックスさせて全て観ないと良くわからないって!!その分ハマる人はハマるんだろうなぁ。
映像革命と言われた前作に続き今回も色々とチャレンジしています。100人のエージェント・スミスとの決戦とかアイディアは秀逸だったのですが、いかんせんCG丸出しの映像になってしまったので前作程の感動は産まれませんでした。でも100人の敵と戦うっていうマンガやアニメなら可能なアイディアを実写化した事は評価に値すると思います。
といってもこのシリーズ好きなんですよね。フランス人の屋敷でのバトルとか高速道路のバトルとか無条件にカッコいいです!高速道路のトリニティーカッコいいですし、モーフィアスも渋いわ。ネオが飛ぶシーンも迫力ありますよね。
しかし、今思えば冒頭のダンスシーンは「機械に対する「生」の表現」というより純粋に監督の趣味だったに違いない!!
再鑑賞履歴
2021/12/5
2022/8/13
午前10時の映画祭にて
好きでしょうがない!!
マトリックスの続編ということもあり、そのストーリーの難しさに1を観ないとなんのこっちゃわからない。そして、この映画を観たら続きが気になり過ぎて、必然的に次回作のレボリューションズも観たくなる。つまり、3作全て観て初めて、マトリックスを理解できるという設定に悔しくも私はどっぷりハマってしまい、DVDを全巻(アニマトリックスも含め)買ってしまいました。
もう大好きです!!
マトリックスの世界観が好きで、ネオになりたいと何度思っただろうか(笑)
そのくらい僕はこの作品が好きで、生涯ベスト作品に挙げたい映画となってます。ただ、3作あって、やっぱり一番は、1のマトリックスで、このリローデッドは、ちょっと1に比べて、やや評価が下がるので、4.5にしておきました。
僕の中では、スターウォーズシリーズよりもマトリックスの方が上ですね。キアヌ・リーヴスかっこいい!!トリニティとのキス・シーンが濃厚過ぎて、どぎまぎしてしまうところもこの2の良さ!!
あとは何と言っても、高速道路でのアクション!!
ザ・ツインズとのアクションもかっこいいし、最後のダンプカーが衝突した後、ネオがモーフィアスとキー・メーカーを助けるシーンとかはもう圧巻です。2の一番の見せ場と言ってもいいかもしれません。
とにかく、絶対に観てほしい映画です。是非、観てください。まずは、1から!!おススメです!!
プログラムは正常に動いている間は目に見えない。
映画「マトリックス・リローデッド」
(ラリー・ウォシャウスキー、アンディ・ウォシャウスキー監督)から。
「プログラムは正常に動いている間は目に見えない。
存在すら気が付かない。」
作品中、何度となく繰り返されるフレーズである。
プログラムは根源(ソース)に戻る、なんていい方もしていた。
映画の話だけではない、
生活・仕事をしていても、同じことが言えそうだ。
何かトラブルになった時、初めてそのプログラムミスに気付く。
それまでは、結果オーライでも気が付かない。
正常に動いているように見えるからだ。
しかし、人間関係のトラブルは簡単に修復できない。
解決しようと思えば思うほど、複雑に絡み合い抜け出せなくなる。
そのトラブルの最終的な解決方法が「Reload(リロード)」。
(実は、そのリロードする決断が難しいし、勇気がいるが・・)
そう解釈したのだが、タイトルにやや疑問が残った。
「Reload(リロード)」とは、銃であれば弾の「再装填」、
コンピュータ用語では「再読み込み」や「再起動」を意味するが、
その過去形にはどんな意味があるのだろうか?
誰か教えて欲しい。
ネオは救世主なのか?それとも・・・
シリーズ2作目。
良くも悪くも、1作目と3作目の「繋ぎ」的な作品ですね。
たたみかけるアクションと謎が謎を呼ぶストーリーは面白いんですけど、それだけっていう感じがしなくもないです。
その中でも、無数のエージェント・スミスとの格闘場面やハイウェイ上でのチェイス等見所はありました。敵の双子がもう少し活躍すると良かったと思います。
最後は「え?そんなのあり?」な展開で、次作への期待が高まります(笑)。
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