アザーズのレビュー・感想・評価
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怖くはないが、不気味
結論、物足りなさを感じた。
主演のニコール・キッドマンの狂気的な演技は、鬼気迫るものを感じだが、全体的にホラー要素はそこまで感じなかった。(とは言っても、ホラー全くダメという方にはおすすめはしません)
伏線が割とわかりやすく、冒頭で仕掛けに気付く人は気づくと思う。
素直というか、ストレートすぎる展開なので、もう少し捻りがほしかったところ。
怖くないし面白い
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ニコールと2人の子供が住んでいる屋敷にお手伝いが来る。
その頃から子供が、知らない子供や婆を家で見たとか言い出す。
クリスチャンで頭の固いニコールはそれを頭ごなしに否定。
しかし結末としては、ニコールと子供達は既に死んでいた。
しかもニコールが感情的になり殺した末に自殺したのだった。
お手伝いらはその遥か昔にそこで死んだ人だった。
そして謎の婆や子供というのが普通の人間で、
ただその屋敷に引っ越して来ただけだった。
しかし気味が悪くなって屋敷を出て行った。
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流血なしのホラーという触れ込みだったらしいが、
気持ち悪かったり変に怖がらせる部分がなく良かった。
でもニコールのヒステリックさが幽霊より怖いわ・・・
なーんて思ってたらまさかのニコールも幽霊(場)
こういうどんでん返しで全てつながるって部分も面白かったわ。
もっと怖く出来たのに
録りだめていた録画データを見ていたら、20年以上前に劇場で見た映画だということを思い出しました。見終わって感じたのは、もう少し恐怖感を増すような演出が欲しかったということです。例えば、死者の写真が後半のキーになりますが、ラストで母親が自分たち親子の死に装束の写真を発見して自分たちが既に死んでいることを否が応でも認めざるを得ないようなシーンを入れたらどうでしょうか。リンボか何か分かりませんが、自分たちは生きている訳でもない、だからと言って天国にいる訳でもない。そこに死よりも深い絶望を味わわせるという構図です。でも一時帰宅した夫は一体どこに行ったのでしょうか?
演出怖い
散りばめられた伏線が最後に一気に回収されるタイプの映画好き〜〜
ビックリ系の演出もあったけど、派手な描写やグロさはなく、カメラワークとか、死者の写真とか、音楽とかでジワジワした怖さを感じました。
ゾワゾワする不気味さ
【”この家を離れられない・・。”今作は正統的英国ゴシック幽霊譚である。美しきニコール・キッドマンの熱演と、捻りある後半の展開に魅入られる作品でもある。】
ー 第二次世界大戦中、戦地に赴いた夫を人里離れた孤島の大邸宅で待つ美しきグレース(ニコール・キッドマン)とアンと二コラス。そこに潜む存在(アザーズ)とは。ー
◆感想<Caution!内容に触れています。>
・グレースが”娘アンと息子二コラスは光アレルギーだから”と新しく来た使用人ミセス・ミルズ(フィオヌラ・フラナガン)と口の利けないリディアと老いたタトルに告げ、部屋を出る際には一々鍵を掛け、次の部屋に入る際には鍵を開ける姿を見ると、勘の良い方は何となく展開が見えてくるとは思うが、前半はゴシック・ホラー感を愉しめる作品である。
・途中に戻って来る夫、チャールズ(クリストファー・エクルストン)もどう見ても、戦死者であり、予想通り彼は一晩経って家を出る。
・途中、グレースが見つけた死者の写真。
ー これが、最後半重要なキーになるのである。-
・ミセス・ミルズとタトルが錯乱気味のグレースを見て”何時、言おうか・・。”と言葉を交わすシーンも印象的である。
ー 彼らは決して悪霊ではない。あくまで、屋敷に棲む存在(アザーズ)なのである。-
<今作は死者と生者との共存を、描いた作品である。
現代でも、地縛霊を始めとしてあの世に逝けない霊が多数いるようであるが、全てが悪霊ではない。
この世に未練を残しているためにあの世に逝けないのである。
今作のグレースのように・・。
今作は戦場から帰って来ない夫と自分達の境遇を悲観して自死した”自分が死んでいる事の理由を敢えて忘れ去ってしまった霊”の姿を描いたゴシック幽霊譚の逸品である。>
とにかくニコール・キッドマンが美しい。
35歳当時のニコール・キッドマンがこんなに美しかったとは知らなかった。彼女の横顔は大学生の時に観た裏窓のグレース・ケリーを思い出させた。ストーリーは陳腐(オチは早々に読めてしまった)だがとにかく彼女が美しい。そして、この映画にはクイーンズイングリッシュが合う。
生者と死者の家
舞台は第二次世界大戦の末期、イギリスのある島の立派な屋敷。
戦地に赴いた夫を待ち続けるグレースは、娘アンと息子ニコラスと三人で暮らしていた。
ある日、突然いなくなってしまった使用人の代わりにミセス・ミルズ、リディア、ミスター・タトルの三人がグレースの前に現れる。
グレースは彼らを雇うことに決め、屋敷の細かいルールを伝える。
部屋に入った後は必ず鍵を閉めること、そしてアンとニコラスは光アレルギーのため日中でも決してカーテンを開けないこと。
アンとニコラスは第一印象はとても純朴だが、アンの方が特に心の中に鬱屈したものを抱えていることが分かる。
二人はグレース以上に父親の帰りを待ちわびているようだ。
グレースは屋敷にビクターという少年とその家族の存在があるといってニコラスを脅かす。
そして実際にグレースもアンとニコラス以外の者のすすり泣きを聞いたり、人の気配を感じたりするようになる。
前半から違和感ばかりの展開が続くが、一番不気味だったのが屋敷に保管されている死体の写真を集めたアルバムをグレースが発見する場面だ。
写真の中の死者たちは、まるで眠っているみたいだ。目覚めるきっかけを待っているかのように。
やがて屋敷内で起こる不審な出来事にヒステリーを起こしたグレースは、お清めを頼むために神父を呼びに外へ飛び出す。
そして彼女はばったり戦地から帰って来た夫チャールズと出くわす。
ますます不信感を抱かせるような展開だ。
使用人たちも何かを企んでいるようで、屋敷の庭にある墓石を隠そうとする。
戦地から帰って来たチャールズはまるで魂が抜けたようだ。
そして彼はグレースが子供たちに何かをしたことを匂わせる言葉を口にして、再び屋敷を去っていく。
アンとニコラスが目覚めると家中のカーテンがすべて取り払われていた。
激怒したグレースは使用人たちを追い出す。
そしてカーテンを探している最中に彼女は、三人の使用人の死体の写真を見つけてしまう。
はじめは彼らが屋敷を乗っ取ろうとしているのかと思ったが、どうやら彼らはグレースに警告をしていたようだ。
やがてパズルのピースがひとつずつ合わさっていくと、思いもよらない真実が明らかになる。
正直、ビクターが現実に存在する少年であり、グレースとアンとニコラスが死者であったという結末は予想外だった。
ミルズはずっと侵入者の存在を口にしていたが、この映画はすべて死者の視点で語られていたのだ。
そして彼らはこれからも屋敷を離れることが出来ない。
気になっていたのが、冒頭でグレースが子供たちに創世記の内容を語っていたように、この一家がとても敬虔なクリスチャンであることだ。
彼女は善い行いをすれば死んだ後に天国へ行けると二人に教えるが、アンが何度もリンボのことを尋ねるのが気になっていた。
リンボとは洗礼を受けずに亡くなった子供たちの霊魂が行き着くところ。
はじめから彼らが死者であるという伏線が張られていたわけだ。
グレースは自殺をしたのだから天国へは行けないだろうが、子供たちの魂も現世に留められてしまっているのは可哀想だ。
あるいはアンとニコラスは信心深いクリスチャンではなかったのかもしれない。
そう思わせるようなやり取りが確かにあった。
これはとてもキリスト教的な世界観を色濃く持ったホラー映画なのだと感じた。
一瞬だけでも一家のもとに戻り、また去っていったチャールズの存在の意味を色々と考えさせられた。
あーその展開ね
家族みんなシックスセンス👪
大きな屋敷で戦争に出た旦那の帰りを待つ母と子供達。
ある日突然使用人が出ていき、新しい仕使用人を迎えることに。
そこで次々におこる怪奇事件。
幽霊なのか侵入者なのか、、、
と、途中まではけっこうドキドキしたけど、神父を呼びに出たのに突然ずっと音信不通だった旦那に会えた時点でわかってしまった、、、あ、コイツら死んでるな😅
使用人は死者の導き手かな。
ほんで幽霊と思ってた家族はこの家に住もうとしてた生者。
まぁ面白かったけど、信仰心があっても地縛霊になっちゃうんかねぇ。なんか切ない💦
幽霊物の最高傑作
久々の鑑賞。実はグレース親子が、、、とわかった時のゾワッとした感覚。一度観たらもうわかっているんだから次に観ても普通は面白く無いんだけれど、この映画はたまに観たくなる。知った上で観ると、あーなるほど、と思えるところがあったりと楽しめる。
強烈な怖さはないけど、じっくりと、じわじわと怖いっと思える。ニコール・キットマンの美しさが恐怖を増す気もする。ホンットにキレイ。心霊物の映画で一番好き!
ゴシックホラーの名作
知る人ぞ知る、ゴシックホラーの名作。
クラシカルな佇まいが、正統派美人女優の#ニコールキッドマン に、どハマり✨
なんなら、2時間ニコールを見てるだけでも楽しい😁✨
突然訪ねてきた使用人。
誰もいないのに部屋から音が。娘の話す見えない男の子の存在。
使用人達は何かを知っているようでー。
前情報なしに見てほしい映画。
からくりはすぐにわかる‼️❓
シツクスセンスとどちらが先か知らないが、ネタはすぐに気づく、ような気がした。
ニコールキツドマンの演技は素晴らしい、が。
なんだか、意外性がないから、怖さも、少ない、怖がりですが。
うーん🧐想像力か少し足りない、かな。
神秘性も無いし。
殺人と自殺が、悪い、取り返しのつかないことだとゆうことだけは、肝に銘じました、あまり主題とは関係無いけど。
使用人たちが何かなのは分かるけど オチそう来たか〜!!!! 静かで...
使用人たちが何かなのは分かるけど
オチそう来たか〜!!!!
静かで哀愁と影のある作品
家族愛も感じられる
ホラー映画に分類されるようだけど、
ホラー要素やグロもなくニコールキッドマンのお陰か、
美しさが際立つ一作
煉獄
天に召されることもなく、地獄に落ちることもなく、ずっとさ迷い続けるって幽霊は悲しい存在だよな。
シックスセンスに似た感じのホラーサスペンス。なんとなく違和感のある映画だと思ったけどラストでスッキリ。
迎えに来てくれた旦那も色々ヒントを出して気づかせようとしたのに残念だったな。
少し疑問なのがあの3人の使用人。
結局彼女らはあの親子をどうしたかったのかね?彼女の一言であの親子は家に居続ける地縛霊になったわけだけど、ずっとあの世界に居続ける仲間が欲しかったとかかな?
それと、やっぱり幽霊側も何かしらのチャンネルが会わないと生者に干渉できないのかね?
私「アザーズはどこ?」店員「あざーす?笑」
某ネット掲示板におすすめの映画を語るスレッドがあってこれをすすめる人がいた
どういう内容か具体的に書いていなかったがニコール・キッドマン主演で意外なオチらしい
どうやらジャンルはホラーのようだがホラーにありがちなものがほとんどない
ホラー映画はそのほとんどがB級だがこの作品は違う
グロくはないので子供が観ても全く問題ない
家に霊が棲みついている話だと『アザーズ』の他に『シャイニング』を思い出す
邦画だと最近は『事故物件』が公開された
日本の映画監督も『アザーズ』を見習うべきだがホラー映画としては変わり種
こういう作品はホラーの主流にはならない
評論家には高く評価されたようだがホラー映画ファンが求めるものではないと僕は思う
日本の幽霊には足がない
アメリカならマイケル・ジャクソンの『スリラー』のPVのようなゾンビ
異形に対する恐怖がホラー映画の本来あるべき姿であり『アザーズ』ははっきりいって邪道
だけど嫌いじゃない
大どんでん返しとキャスト陣の演技力の高さがあってこそこの作品は成立する
アガサ・クリスティーの推理小説のような大胆なオチだが悪くない
子供のころ目が覚めたら両親が茶の間で泣いていたので「どうして泣いているの?」と聞いたら「お前は死んだんだよ」と言われた
そんな夢を見たことを思い出した
ニコール・キッドマンは意外とデカい
冨永愛よりデカいんだから相当なものだ
製作総指揮としてこの作品に参加していた元夫トム・クルーズはアメリカ人男性としては小柄で170センチだが2人の身長差はそれ以上に感じたものだ
ホラーだけでは留まらない、ありのままの家族愛の姿が記された映画
時にぶつかり合い、傷つけ合い、解けない誤解を抱えたまま、それでも最後には抱き合う。監督が描こうとしたのは、ありのままの家族の姿であり、ホラーというテーマは、そこに添えられた単なる薬味でしか無いような気がしてなりません。この映画で登場する「死者の記念写真」についても、確かに不気味でグロテスクではありますが、それでも愛する者の姿を残しておきたいという家族愛が込められており、正にこの映画を象徴と云えるのではないでしょうか。
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