ヒストリー・オブ・バイオレンス

劇場公開日:

解説

「ザ・フライ」「裸のランチ」のデビッド・クローネンバーグ監督が同名グラフィック・ノベルを映画化。田舎町の小さなダイナーで働くトムは、弁護士の妻と2人の子供たちと平穏な日々を送っていた。が、彼が強盗を倒したことから、妻は彼の過去に疑いを抱く。主人公トムを「ロード・オブ・ザ・リング」のビゴ・モーテンセンが熱演。アカデミー賞にはウィリアム・ハートが助演男優賞で、ジョシュ・オルソンが脚色賞でノミネート。

2005年製作/96分/R15+/アメリカ
原題:A History of Violence
配給:ムービーアイ
劇場公開日:2007年3月11日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第63回 ゴールデングローブ賞(2006年)

ノミネート

最優秀作品賞(ドラマ)  
最優秀主演女優賞(ドラマ) マリア・ベロ
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写真:Album/アフロ

映画レビュー

5.0ジョーイ‼️

2024年2月4日
スマートフォンから投稿

笑える

怖い

興奮

デビッド・クローネンバーグ監督がグラフィックノベル(コミック)を原作に描くバイオレンス・サスペンスの傑作‼️一応、アメコミ映画なんですよね、この作品‼️ダイナーを営むトムは、強盗に入られるが、逆に銃を奪い、殺してしまう。正当防衛で町のヒーローになったトムだが、ニュースを見て彼の過去を知り、彼の事を「ジョーイ」と呼ぶ謎の男フォガティが現れる。妻と2人の子供と幸せに暮らしていたトムの過去が、ゆっくりと明らかになっていく・・・‼️長廻しが印象的なオープニングの2人組の強盗のモーテルでの殺人シーン‼️ダイナーを襲撃した強盗をトムが撃退するシーン‼️撃たれた強盗の顔がモンスター‼️いじめられっ子の長男が逆ギレして相手を倒すシーン‼️血は争えません‼️階段での夫婦喧嘩がセックスへ発展するシーン‼️トムがフォガティらを殺害するシーン‼️ラストのトムとボスの対決シーン‼️まるで暴力が人間の本能に深く絡みついている事があぶり出されるような名場面の連続ですね‼️主人公は過去と訣別するため、再び暴力を振るうしかない‼️しかし家族、特に妻と長男はトムの過去を許容できない‼️しかし次第に内に秘めた自らの暴力性に魅せられていく‼️そしてラスト、主人公を受け入れた家族が同じテーブルにつくシーンは、安堵感とともに凄まじい戦慄を感じさせます‼️あぁ、恐ろしい‼️キャストではやはりトム役ヴィゴ・モーテンセン‼️静かな狂気を微妙な表情の変化で魅せるその名演‼️「ロード・オブ・ザ・リング」のアラゴルンと並ぶ代表作だと思います‼️

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活動写真愛好家

3.5なんか良いな~

2023年4月5日
iPhoneアプリから投稿

ヴィゴモーテンセンめちゃ良い!クローネンバーグらしさは感じなかったが楽しめました

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aaaaaaaa

4.0ドラマもスリラーも十分

2023年3月3日
PCから投稿

大げさな題名ですが中身は堅実なサスペンスです。
ドラマもサスペンスも十分です。
脚本より演出でスリラーを語ったようですね。
後半の大転換も見事です。

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越後屋

4.0【”能ある鷹は爪と過去を隠す・・。”デヴィッド・クローネンバーグ監督Meetsヴィゴ・モーテンセン作品。異常な状況下に置かれた家族の愛と絆を描いたサスペンスドラマ。】

2022年3月21日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

怖い

興奮

知的

ー 田舎町でダイナーを営み、弁護士の妻と子供たち囲まれた平穏な日々を過ごすトム(ヴィゴ・モーテンセン)。
  だが、ダイナーに押し入った強盗たちを返り討ちにして報道され、それを機に怪しげな一団が彼を訪ねてくる。やがて、かつてトムがマフィアの殺し屋だったことが明らかになる・・。

◆感想

 ・鬼才デヴィッド・クローネンバーグ監督らしからぬ、キチンとしたサスペンス・ドラマ。

 ・トムを演じた、若きヴィゴ・モーテンセンの身体の切れも素晴らしき、鮮烈なバイオレンス描写の数々に圧倒される。

 ・高校で苛められていた息子のジャックが、父がダイナーで強盗を見事にやっつけた後、苛めっ子たちにやり返すシーン。彼も又、今作の中で男として、成長している。父親の血を引いている事が良く分かる。

<トムが、”全てを終えて、夕食中の家族の元に帰ってきた時のシーン”が印象的。
 俯いて、何も喋らない妻エディ、息子のジャック。
 だが、末娘のサラが、彼のために皿とフォークとナイフを彼の前に静に置く。
 トムは、再び頼れる父親として受け入れられた・・、と私は思った。>

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NOBU
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