ビフォア・サンセットのレビュー・感想・評価
全58件中、41~58件目を表示
よかった
ずっと会話していて字幕を読んでいると眠くなる。ボートに乗った場面は空気が変わって清々しくてよかった。前作を忘れてしまったため、セックスをしていたのかどうか分からなかった。
オレも妻帯者であるため、妻への不満にはうなづけるものがあった。
ヒロインのジュリー・デルビーの目がすっかり落ちくぼんで怖い顔になっていた。あの目つきで環境問題などで轟々と非難されたら震えあがってしまう。もうちょと太って優しい顔になって欲しい。
まだまだ気になる展開
「ビフォア・サンライズ」を観たときに続きが観たいような観たくないような複雑な心境でしたが、観て損はありませんでした。ただエンディングは唐突ながらはじめからわかっていたような展開で、前作のような駆け引きや恋模様はなかったので残念。
2人の自然な演技が良い!
前作視聴済みです。いやあ、すごいですよね。9年後ふたたび同じ監督、役者でまた一つの作品を作るということ自体が。
そして二人の演技がやっぱりすごい!長回しで、早台詞…本当に自然な演技です。
内容もとっても切なかったです。
個人的にはラストシーンがとっても好きです。
この後どうなったんだろう…?と想像してしまう最後でした。
9年後またどうなっているのかとても気になりました。
2人の会話がほんとにいい〜! 冗談を言い合って、でも本気になって怒...
2人の会話がほんとにいい〜!
冗談を言い合って、でも本気になって怒って、愛し合ってるのに、結ばれることを考えることができない
ビフォアミッドナイトが気になるっ!
もー なんなのこれー
サラッと2人の再開までの経過が会話の中から語られていく中で、めちゃくちゃ切なくなりました。あの10年前の夜を思い出すと2人が再開してること自体が泣けてくるのに、もー切ないわー
会話の中から突然ケンカになってしまうリアリティもすごいけど、再開のぎくしゃくしてからあの日の2人に自然に戻ってくまでが超スムーズ!
リアルタイムで劇場で観てない自分を呪います。これを同じ時間進行で追ってみてたら、どんなに杞憂な映画体験になったことでしょう。
再会の手段として出版
前作と同じく、終始2人だけのシーン2人だけの会話で進んでいく。
それも、あれこれ考える隙がないほどのマシンガントーク。
それだけで映画になってしまうのだから、想う相手と一緒であれば、場所などは関係ないのだということを思わされる。
今では妻子がいるジェシーとあまり会えない恋人のいるセリーヌだが、あれから今までお互いに思い続けているというのが美しくも切ない。
セリーヌの部屋で終わってしまったが、話の流れからすると連絡先は交換して別れたのだろうか。
余談として感じたのは、2人が歳をとったのと予算が少なそうだということ。
男女の会話だけ。斬新で◎
今回も前作同様、男女ふたりがずーっと街を歩きながら話していました。
舞台がウィーンからパリに変わり、9年後の再会で、この映画の空気感は変わらず、ふたりの会話から9年の年月を感じて、おもしろかったです。
会話の内容もがらりと変わり、愛や夢を語るのではなく、仕事に対する考えや現実的な悩みで、32歳という年齢の等身大の姿を表していたと思います。
前作の答え合わせや、この9年間で何を考えて過ごしていたか、今互いのことをどう思っているか相手の気持ちを探りながら答える駆け引きをしていたり。
見る方としても、素敵になった彼女に合わせて、今の奥さんとあまりうまくいってないように見せてるのではないかなと勘ぐったりしました。
ここで、終わってしまうのというラストでしたが、次作がとても楽しみです。
前作とは違い、まったく想像出来ない状態で終わったので、次作を見ながら、いろいろ考えたいです。
私の前作の評価が低かったのは、運命と舞い上がっているふたりを馬鹿らしく思えたからです。でも、今作は誰の中にでもある素敵な恋の思い出という印象に変わったので、共感出来て楽しく鑑賞出来ました。
情熱はそのままで、、
前作から9年、偶然?再会した2人。
一夜のことがお互い忘れられなくて、9年間も美しい思い出とともに相手のことを思い続ける。すごく美しくて、切ない恋だなあと思った。
再び出会えた興奮から、だんだん心を通じ合わせていき、お互いの現在の状況を踏まえた思いをぶつけ合う。
前作から2人とも大人になっていて、それぞれが歩んだ9年間の人生が会話の中に滲み出る。
若いときの情熱も残しながら、でも大人としての立場もありながら。
複雑。
素敵な2人から、目が離せない。
おとなになったふたり
「~サンライズ」より、こちらのほうが切ない。ジェシーもセリーヌも大人になり、様々な経験をし、「~サンライズ」のことを達観しつつ、どこかであきらめきれていなくって。でも、あのときに戻れるとはふたりとも思っていなくって、そこがほんとうに切ない。一度壊れたものは元にはもどらない。
だけど、ラストシーンは、ふたりが新たな関係をもう一度築いていくのかなと、わたしに期待を抱かせました。
前作に人生の重みが加わった
総合65点 ( ストーリー:65点|キャスト:70点|演出:65点|ビジュアル:70点|音楽:65点 )
前作より9年後の二人の再開を、前作と同じように主演二人だけの会話と行動のみで描く。今回は映画の中の時間と二人が会っていた時間が同時進行という短い出会いを描写した小作品。
ジェシーが約束したとおりに半年後にウィーンに行ったけどセリーヌに会えなかったことの喪失感や、結婚して家族もいるのに妻を愛することが出来なくて心が満たされてないことや、何よりもセリーヌに会えるかもと考えながら自分の想いをこめて本を書いたことが話の中で徐々に明かされていく。彼がこの9年間をどのような想いで過ごしてきたかがわかりせつない。ジェシーの話の後で、セリーヌも思うようにならないウィーンの出会いの後の恋愛を語り、いつの間にか心が躍ることがなくなり感情を失い固くなってしまった自分の恋愛心に気が付き嘆く。
もしかしたら二人は相性が悪かったかもしれないし、たとえあの後で出会っていたからといってもうまくいったとは限らない。しかしもしあの後で会えていたら今頃二人はどうなっていただろうかという仮定はどうしてもしてしまうのだ。
前作は会ったばかりの二人がいかに距離を詰めていくかという過程がもどかしいしそれに対して退屈さもあったし二人の関係が軽いとも感じた。しかし今作は二人のその後の生き方と秘めた思いが語られて、9年の歳月を経た後でそれに重みもあったし二人の感情が滲み出たりして、内容としては前作と似たようなことをしているだけでも今回のほうがずっとのめり込めた。前作を観ていれば容易に想像がつくはずだが、結末はやはりこう来たかというような締め方で心憎い。
しかし街をぶらぶらと歩きながらひたすら途切れることのない機関銃のように喋るだけの二人を近距離から見守るという演出は、面白さもあるが映像から来る躍動感に欠けて単調になりやすく退屈さも感じる。
セリーヌ役のジュリー・デルピーは、劇中で語られたとの同様に本当にニューヨーク大学で学んでいたらしい。フランス人なのに英語がとてもうまくて感心させられる。
シンプルな映画
シンプルな映画でセリフがメイン。別にどこで撮影しても良いんじゃないかと思えてくる。
一つ一つのせりふをどれだけ楽しめるか。
別に同じ経験はないけど7年間の二人の後悔の言葉がなかなか心に響いてくる。
久々に観たくなって・・
前作「ビフォアサンライズ」と共にとても大好きな映画です。
久々に観たのですが、何とも言えない2人の空気感が心に伝わってきて切なくなります。前作が良かったから今作も存在していると思うのですが、自分の感情と波長が合うのは年齢的にも今作の方なので余計に良いと思うのかもしれません。
一夜しか過ごしていない2人なのに9年ぶりに再会してぎこちなくも徐々に近づき自然な形に変化していく・・価値観が合うカップルって良いものだな~と前作を通してつくづく感じました。
映画の尺と同じフライトの時間までの1時間強という時間がすごく長くすごく短く・・これぞ「ザ・映画」なんだと思います。
これは前作と併せてみるのがお薦め、恋愛したいな~と思わせてくれる映画です。
もう、なんだろうこの余韻
久しぶりの5.0です。前作も観てないのにマイベスト恋愛映画かも!早く前作が観たくてうずうずw
まず9年という月日を経て、監督とキャストの3人がまた集まって一緒に脚本を作るってことが本当に素敵。
3人が熟成してないときっと成り立たない作品だと思うからそれだけで深みがあります。
そしてよくぞリアルでも9年も寝かしておいてくれた!(前作観てないのにw)という感動も。どちらもリアルタイムで観てジェシーとセリーヌ、イーサン・ホークとジュリー・デルピーと同じ分だけ歳を重ねた人にとってはより特別な映画に違いない。
しかもまた9年ぶりの三作目を執筆中だとか!嬉しすぎ。
視覚的にもすごくツボな作品です。二人の雰囲気とパリの街が相乗効果で本当に絵になる。
会話だけで話が進むっていう構成も大好き。自分があの止まらない会話の片方なことはあっても、他の男女のそれを丸々全部聞くって面白い視点ですよね。
彼らのそれは芸術的マシンガントークwとでも言いましょうか。 下世話な話も多いのに二人の本心と相当推敲されたであろう脚本が下品にはさせない。二人の向こう側にいるイーサン・ホークとジュリー・デルピーのセンスと気持ちを感じずにはいられない作りでした。
最初の方は聞いてるだけでも楽しいんだけど、タイムリミットが近付くと彼らと同じようにこっちまでだんだん切なくなりました。
同じ時間と気持ちを共有した、会おうと思って簡単に会えるわけじゃない二人にそれぞれ別の時が流れた9年後。
サラッと話すことが本当は一言一言がデカい。デカくないはずがない。
なんでもないよ満たされてるよってポーズを取って、でも抑えられない本音を言ってしまって、やっぱりなんでもないよってポーズを取り直して、深追いしてみたり気付かないふりしたりして、そこまできてる、しかも絶対にくる別れの時を伸ばし伸ばしにして。
サヨナラのシーンで終わらない粋なラストがまた本当にいい。
あのもどかしい距離感のリアルさったらないです。本当に切なさで胸がいっぱいになりました。
キスもしない大人の純愛。お互い泣いたりしない姿にはこっちが泣かされます。
ジュリー・デルピーが作ったというワルツの歌には本当にやられました。まだ余韻が消えてくれません。
9年前を知らなくてこれなので『恋人までの距離』を観たらどうなってしまうんだろうw
全58件中、41~58件目を表示