デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 後章のレビュー・感想・評価

全125件中、1~20件目を表示

4.0二人の声の化学反応がもたらしたものの大きさ

2024年5月29日
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鑑賞方法:試写会

あの得体の知れない前章ラストで、謎のど真ん中へと急降下していった我々を待ち受ける今回の後章。門出とおんたんの親友コンビをはじめとする仲良しグループは揃って同じ大学へ。新たな友人やサークルの先輩も加わり、宇宙船をめぐる世間のキナ臭い状況が渦巻く中でも、相変わらずの賑やかさがスクリーン一杯に広がる。この「相変わらず」がどれだけ大切かを知るのは前作で大切な人を失った彼女たち自身。だからこそカウントダウン色が強まる中での、高校時代からまた一段階、歳を重ねていく青春の日々が我々にもいとおしく感じられてならない。そして何より、主演二人の個性と声の力がもたらすものの大きさは相変わらず。前作で定着した複雑かつ独特な言い回しを基盤にした「絶対」な関係性は、さらにコンビネーションと化学反応を際立たせ、安心感を持って突き進んでいく。ストーリーの完結と共に、二人の共演がもう聴けなくなってしまう寂しさが身を貫いた。

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牛津厚信

5.0 傑作。

2024年6月1日
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 傑作の前篇を鑑賞後、後編は尻窄みなら
どうしようかな~と思いましたが、
凄いです。SF好きの自分としては、いろんな要素が盛り沢山、ストーリー、本当作成した人は天才です。
又、企画、構成、凄いです。
もし、作成資金がもっとあったなら、
SFマニアがこれを観たらアカデミーで賞をもらっていたでしょう。
 今、歴代のSF映画の大御所、この作品を見てください。絶対称賛します。
 一桁で済まないSF要素が入ってそれをまとめています。

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しおくん

5.0日常ってやつは

2024年6月1日
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地球外からの飛行物体が上空に浮かび続ける、東京で暮らす少女達の話。
ラストに向かって大スペクタクルとなっていくのだけど、よく考えたら、主人公達は世界の破滅に直接は関わってない。
東京が破壊されたあとも、「まだ、夏休みは続きそうだな」と日常はなかなか、破壊できないものなのだね。

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DKawa

3.5思いのほか普通に終わってしまった

2024年6月1日
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鑑賞方法:映画館

笑える

悲しい

予告で散々世界終わるって言われてたから、どんな終わり方するんだろうと思って期待していきました。

行ってみたら意外に普通になんかいい話で終わってしまったので、あんまり絶望感もディストピア感もなかった。

どうせならR15で作ればもうちょっと悲惨さや残酷さが伝わっただろうに。

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Yossy

5.0好き!!

2024年6月1日
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鑑賞方法:映画館

いつものごとく何も説明できない
たぶん何もわからない わかろうともしなくなった
ただただ生命にあふれている
また歩きだしたら涙でた なんなんだこれは?

それでもまだ描ききれなかった悔しさが渦を巻いていて、とっても人間っぽい
そそぎこまれた作り手さんたちのエネルギーの集大成にずっと圧倒され続けていたい

そんで、おんたんのヨダレみたいに何かをあふれるままにしていたいんだ

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ru

4.0世界を守るより...

2024年6月1日
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1.令和は個人の幸せに突き進む
2.皆んなの為はダメ?
3.結局、最悪にはならなかったが結構死んだ
4.主人公の友達救う為に結構死んだ
5.主人公の友達の好きだった先生も死んだ
6.でも、主人公の大切な人2人は生きていた
7.結局、自分の周りを守ることしか出来ない?
8.確かに世界を守るのは無理でも自分の周りは守りたい
9.令和らしい映画だ
10.家族より恋人、友人だ
11.宇宙人に乗っ取られたのがオッサンだったら...

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えびちゃん

4.0素晴らしいSF青春作品

2024年6月1日
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鑑賞方法:映画館

採点3.9
相変わらず心地良いグダグダ感、この空気が実に面白い。
前後とも観るとわかるのですが、原作を実にうまくまとめてると思います。
思い切った構成になっていて、前章が門出編・後章が凰蘭編として作られていました。
合わせた脚本も巧みで、ここら辺はさすが吉田玲子ですね。
それとキャラが皆、実に生き生きとしている。
改めて、りらとあのキャスティングが素晴らしいですね。
その主題歌も二人なのが良い。

ピークは都市崩壊のシーンですね。
どの作品もですが、ここの描写はどうしたって「AKIRA」になってしまうし、本作の作画もそうでした。
しかしここの演出は素晴らしかった。
なんと言ってもでんぱ組の「あした地球がこなごなになっても」を入れた事ですね。
原作者自身が当時「デデデデ」を思いながら作った歌です。マッチしない訳がなく、それはとんでもないシーンになっていました。
そのエンディングも原作とは違いショートカットした感じでしたが、その収まりは良かったです。
後に知ったのですが、このエンドもいにおの絵コンテから作ったらしいですね。何とも納得です。
恋と戦いと友情、素晴らしいSF青春作品でした。

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白波

3.5なんとも言えないハラハラ感だった!

2024年5月31日
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鑑賞方法:映画館

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怖い

難しい

前章に引き続き異様だったw
なんかより状況が複雑化していって、門出とおんたん達はどうなるのか最後までハラハラした😱
ただ、最後はいい感じ?に終わってたから良かったかな〜?w😊

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やお

4.0うーむ…

2024年5月31日
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鑑賞方法:映画館

ストーリー的には後章は伏線回収がやっと、という感じで前章でのワクワク感からの引き継ぎ、大団円までのプロセスという面では期待値には届いていない、というのが率直な感想です。でもこのアニメの世界観、破綻のない作画描写は本当に秀逸です。いっぺんに前後通して鑑賞したら違う感想をもったかも。いずれにせよレベルは高い作品だと思っています。

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コーイッヒ

4.0世界が滅ぼうとも君は僕の絶対

2024年5月31日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

幸せ

またしてもめちゃ面白くて「やはりアニメが最強」と一時的に思ってしまう。絵柄や物語の設定から浅野いにお=大友克洋の後継者と見ていたのだけれどもっともっと軟派で深くて複雑で乙女であったかく、硬軟のマッシュアップ具合がグレイト!そもそもが宇宙からの侵略者の船が上空に浮かぶという東京の非日常が日常化してしまったというお話で、その混ざり具合が秀逸。しかしコロナ以前の作品なので、あのパンデミック下街中の人間がマスクをして行き交うという映画を超越した近未来をすでに体験してしまった我々にしてみれば戦略核を米軍が使った後の首都で誰もマスクをしていないのが不自然。奇跡的に素晴らしいのは門出(幾田りら)と鳳蘭(あの)のキャスティング!それぞれの主題歌と相まって「君は僕の絶対だから。」というセリフが何度も心に染みる。君がいてくれれば地球が破滅したってかまわないんだよ。しかし回収されきっていない伏線が幾つか残っており・・・もやもや

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たあちゃん

3.5【前章=傑作/後章=良作】

2024年5月30日
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鑑賞方法:映画館

待ちに待ち望んだ後章!!やっと今日見て参りました。
いにおワールドの虜になっている僕は当然、世界観に浸りながら楽しませて頂けました!
前章を見終わった後、続きが気になり、原作を最終話まで読ませて頂きました。そして後章の今作。原作とはラストが違うと言われていたので、どういう終わり方をするのか非常に楽しみでしたが、他の方々が言うように、やはり広げた風呂敷の締め方が難しかったのかな。という印象を持ちました。勿論、後章も後章で良作でした。

個人的には、原作で悲しくなれたシーンも、映画では時間が足りなかったのか、キャラクターが上手く掘り下げられないままラストシーンを迎えたので、悲しくもなれず、キャラに感情移入も上手く出来ず、何となく収集付かずに終わらせた感じがしました。それは原作と似てるところもあるのですが笑
それでも、中川兄の凰蘭へのアツい愛情。凰蘭と門出の深い絆。侵略者大葉の平和主義的大活躍。全て感動致しました。原作とは微妙に違うシーンも、いにおワールドを壊さず、美しい2人の青春を体感出来ました。

多分これを感じたのは僕だけでは無いと思いたいですが、ラストの大葉が空から降って帰ってくるシーン。凰蘭と門出は地元(東京全土)が焼き尽くされ、家族も死んだかもしれない状況で、「大葉が帰ってきた!やったー!」「凰蘭と門出が一緒ならOK!」みたいなノリがモヤっとしました。前章を通してハートフルな人間関係、人と人との熱い絆みたいな物を描いていたのに、結局、凰蘭、門出、大葉が生きてればハッピーエンドなの?!と不思議な気持ちになりました。やはり大作漫画は映画に纏めるのは難しいですね。

個人的には前章には劣るものの、僕の趣味趣向には刺さりまくりな大満足映画でした!浅野いにお先生を初め、声優の皆さん、アニメーターの皆さん、プロデューサーの皆さん、その他沢山の方々。

最高の『デデデデ』を有難う御座いました!!!

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芥

3.5デストラクション

2024年5月30日
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前作のラストからさあどうなる!との想いで鑑賞。風呂敷を広げすぎて畳みきれてない印象を受けました。後1時間あれば出来たかなぁ、でも上映時間が長過ぎてダレる気もするし、落とし処が難しい作品だと思う

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こげパン

5.02020年代アニメ史に残る名作

2024年5月30日
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楽しい

興奮

このアニメ、クソ面白い!!!現代の日本をここまでリアルに描いたアニメはコレが初めてであろう。SFアニメの最高峰!文句無しの出来!登場人物のやり取りやセリフがリアルで痛快で素晴らしかった!全日本人必見の映画です!

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れんおー

5.0SFアニメ好き的には面白かった!

2024年5月30日
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日本のアニメ映画でもまだまだこんな骨太な作品が作れるんだと感心しました。キャラクターや設定もSF好きな自分には堪りませんでした!

最後のオチもハッピーエンド嫌いのへそ曲がりな自分には結構楽しめました。

惜しむらくはやはり多くの方が指摘してる通り、「前編」からの「後編」までの空白期間だと思います。原作未読者としてはそこが辛かったです。(一応、パンフレットは大事に保管してました…笑)

余談ですが、CSの「漫道コバヤシ」にて原作者の浅野先生が漫画版の制作秘話などを話してるので是非見てください。

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it4649

2.0前章支持、後章非支持。

2024年5月29日
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前章は新味ある魅力的な
キャラ、舞台設定、構成、特に後章への繋ぎに痺れた。
後章でそれらの始末が何れも新味に欠け普通に回収され鼻白んで幕、かな。
またも風呂敷広げは面白いが、畳み方がツマラナイ。
一章で語りきれば傑作だったかも。

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きねまっきい

4.0原作読もうかな…

2024年5月29日
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デストラクション=“滅亡”へのカウントダウン。

こういう終わり方なのかぁと思いながら、やはりもうちょっと登場人物の事もストーリーも知りたいので原作を読んでみたいと思いました。

時空を超えて辺りの展開に仕事終わりに鑑賞したせいか頭が働かなかった…
でもおんたん兄の「I’m president of Japan」で爆笑。

門出と渡良瀬のデートはとーっても可愛かった。

とても楽しめました。

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Yum

5.0今まで見たアニメーションで史上最強

2024年5月29日
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泣ける

興奮

知的

なんだこれ。鳥肌たちまくりっすよ。
前章からみてどんな結末を迎えるのか
どれが1番腑に落ちて納得出来るんだろうか難しそうだなぁとか思ってたのもつかの間。
そうだ。こうだ。これだ!!!なんて最高なエンディングなんだ。何エンドか分類出来るのだろうか。
私的にはメリーバッドエンド要素があるのかなぁ?とか考えながらも、この作品観てよかった!!劇場でスクリーンで体感して良かったって大興奮である。そうだ、特に記憶の中に入る時の演出・効果が半端なくて、なんやこの没入感、鳥肌がビビビとものすんごい圧倒されたシーンだった。

それぞれの掲げている正義が、なんか全ての“正義の形”をここに集約させてぶつけ合わせて、武器に拳に時に心で殴り合い、どこの正義も共感出来なかったけど、おんたんの考えや言葉はごちゃごちゃだけど、でも矛盾してなくて芯があって支持するならば、おんたん一択!ってなったのも、やっぱりおんたんは“絶対”だから。そういう事だよね。

綺麗なところも汚いところも全部出し切られた物語に、浅野いにお先生大好きだわぁって再認識した映画でもあった。

まだまだ自分の中で咀嚼しきれてない部分もたくさんあるため、原作漫画は購入決定で、余韻に浸りまくろうと思う。

“何があっても完全無欠のヒーロー”♪
「青春謳歌」/幾田りらfeat.ano

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みそのぐ

4.0意外とあっさり

2024年5月29日
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鑑賞方法:映画館

笑える

悲しい

怖い

作画は前章同様完璧でした。今後も期待

ストーリーは正直に言うと『あ、そうなっちゃうんだ』という感じで終わったあともあっけらかんみたいな状態でした笑笑全然伏線も回収できてるんですけどちょっとインパクトに欠けるのは否めません。

クオリティは高いので前章見たなら是非見るように!

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072

5.0最高でした

2024年5月28日
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泣ける

楽しい

幸せ

原作知らず前章見て良かったので後章も観に行きました。カット割りが良くて感動、エレクトリックなBGMもはまってて「おー」て感動。前章の伏線に対するアンサーも決まってました。というか時間軸は可逆的で、だから前章での登場人物たちの腹括ってる感かと後章観ながら脳内でフラッシュバックしてました。ラストも良かったですよ、、映画館で拍手しました。声優陣も味がありましたし、やっぱり映画って総合芸術?なんだなと、色んな力が融合してて素晴らしいなと思いました。

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hirahira

4.0複雑な展開をまとめ上げた後章

2024年5月28日
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鑑賞方法:映画館

原作を知らないので、とにかく後章が早く見たかった。期待に違わず、没頭して鑑賞した。レベルの高いSF作品であり、アニオタ萌え要素もあり、見応えのある作品だった。自分には全く展開の想像がついていなかったので、最後までしっかり楽しんだ作品だった。
多くの方に、絵やキャラクターで見ない選択をせず、是非見てみてほしい。

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まっちゃまる